キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

中世の面影を取り戻した小さな騎士は、素直で優しい性質の持ち主。
ボディはたくましく、気立てがよく、愛情豊か。

キャバリアのブリーダーを探そう!

子犬選びのポイント

しっかりした体つきで、陽気な性格の子犬を選びましょう。目が澄んでいて動きが活発な方がベターです。
皮膚に湿疹がないか、涙焼けや耳のただれがないか、歯のかみ合わせがよいかも確認しましょう。

外観と性格の特徴

バランスの良い頑健なボディは、絹糸状の長毛に覆われています。垂れ耳や胸、四肢には豊かな飾り毛があり、
毛色はブラック・アンド・タン、ルビー、ブレンハイム、トライカラー。尾は3分の2以上を残して断尾する場合もあり
ます。明朗快活で、気立てのよい犬です。穏やかで優しく、飼い主や家族に深い愛情を寄せます。
人懐こくて誰とでもフレンドリー。遊び好きで、怖いもの知らずの面もあります。

運動、手入れと健康管理

鳥猟犬がルーツということもあり、活動的な犬種です。肥満になりやすい犬種なので、適度な運動が欠かせません。
室内飼いの場合は特に運動不足には注意し、朝夕2回、各30分以上は散歩や自由運動を行いましょう。
股関節形成不全が比較的多く見られ、肥満は亜真意負担をかけることにもなるので要注意。食いしん坊なので、
食事の管理を徹底しましょう。
美しい被毛を保つために、ピンブラシや獣毛ブラシを使って毎日手入れします。耳や胸の飾り毛は毛玉になりやすい
ので、入念なコーミングを。皮膚疾患を予防するためにもブラッシングは重要です。シャンプー足裏の毛のカット、
耳掃除も定期的に行いましょう。

行動特性としつけ

寒さにも比較的強く、丈夫で飼いやすい犬種です。温和で優しい性質なので、小さな子供やお年寄りのいる家庭
でも安心して飼え、他の犬とも仲良くできます。警戒心がなく、誰とでもフレンドリーに接する友好的な性格と言え
ます。素直で賢く、飲み込みも早い方なので、初心者でもしつけやすいでしょう。わがままにならないよう、子犬の
頃から甘やかさず、節度のある態度で接することが肝心です。家族との触れ合いが大好きなのでスキンシップを
大切にして育て、誉めてしつけるようにすると、生来の性格のよさを引き出すことができます。