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股関節形成不全

福田ブリーダーでは両親犬の股関節の状態をJAHDという検査機関で検査を受けています。
股関節形成不全はゴールデン・ラブラドールに多い遺伝性の関節の病気です。重度の場合、脱臼したり神経を圧迫して痛みが出るため歩くことが困難になる恐れがあります。
根治する方法は無く、外科的手術になると、治療費は高額になります。何よりワンちゃんの痛みによる苦痛は本当にかわいそうです。
股関節形成不全の発症の要因は70%が遺伝的要因・残り30%は環境要因と言われており、両親を検査することは生まれてくる子犬の遺伝子をコントロールする意味で大変重要な意味を持っています。
両親の説明部分に表示されている数字はJAHDのスコアで、片側0〜45まであり、数字が小さいほど良い関節を表してます。
福田ブリーダーの平均値は片側6でブリーディングラインを13以下と決めリスクを下げる取り組みをしています。
親兄弟で追えるラインもありますのでより安心なラインをお求めになりたい方はご相談ください。
子犬は成長期であるため現時点で関節の状態を診断することはできません。環境要因で発症することもありますので飼育環境や運動、体重管理を飼い主様が管理していただく必要があります。

prcd-PRA、PRA1、PRA2

福田ブリーダーの親犬たちは全頭検査済み、生まれてくる子犬たちはprcd-PRA、PRA1、PRA2を発症しない掛け合わせで繁殖をしています。
ゴールデン・レトレバーのprcd-PRA、PRA1、PRA2(ラブラドールはprcd-PRAのみ)は遺伝病です。
PRAは進行性網膜委縮症という病気で目が見えなくなってしまう病気です。治療方法はありません。

運動誘発性虚脱 (EIC)

福田ブリーダーの親犬たち(ラブラドールのみ)は全頭検査済み、生まれてくる子犬たちはEICを発症しない掛け合わせで繁殖をしています。
ラブラドル・レトレバーの運動誘発性虚脱(EIC)は遺伝病です。
激しい運動で虚脱が誘発され、四肢が硬直して動かなくなってしまう、力が入らなくなってしまいます。運動を中止すると虚脱から回復します。治療方法はありません。

変性性脊髄症 (DM)

福田ブリーダーの親犬たちは全頭検査済み、生まれてくる子犬たちはDMを発症しない掛け合わせで繁殖をしています。
変性性脊髄症 (DM)は遺伝病です。
発病すると後足の自由が利かなくなり歩行が困難になります。発病から3年程かけて進行し、後足、前足、呼吸の順に自由が利かなくなり死亡してしまします。
治療法は見つかっていません。

その他の遺伝疾患

フォンビルブランド病、ナルコレプシー病等の
ゴールデンは5項目、ラブラドールは13項目(2016年現在)を検査しています。

ブルセラ症

福田ブリーダーの親犬達は全頭検査済み、ブルセラ症を発症しません。
第四類 人畜感染症の一つに認定されておりますが、認知度が低くひそかに浸透しつつある病気です。
犬には目立った症状が現れにくいため発見が遅くなることが多いです。ワクチンは無く、特効薬も無いため完治の難しい病気です。