トイプードルの疑問・質問 FAQ

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抜け毛はどの位ですか?

トイプードルは、抜け毛は少ない犬種です。
例えば他の人気犬種の柴犬や、チワワ、ミニチュアダックスに比べても、
抜け毛は少ないです。
犬は一般的に、初夏と初冬の時期の被毛の抜け換わり「換毛」がありまが、
トイプードルにはそれがなく、人間の頭髪と同じように、フルシーズン変わらず
同じ毛質、硬さ、毛量の毛が伸び続けます。
それでも、ある程度の伸びると、抜け換わりますが、家庭内では
ほとんど気にならない程度の抜け毛の量です。
また、トイプードルは縮毛なので、抜けた毛は周りの毛にからまったままの状態に
なることが多いので、余計に抜け毛が目立ちません。
犬アレルギーの方がトイプードルを選ぶことが多いのもこのためです。
綺麗好きな方がトイプードルを選ぶ理由の一つでもあります。
したがって、逆にいえば、トイプードルなのに、抜け毛が目立つ場合は、
皮膚系の疾患や、栄養失調の可能性が疑われますので、
獣医師に相談するようにしましょう。


トリミングは必要ですか?

トイプードルはトリミングが必要な犬種です。
街中でよく散歩している姿を見かけると思いますが、みな、適度な長さに整っていて
ワワワサで、毛むくじゃらなトイプードルは見たことがないんじゃないでしょうか?
逆にそんなトイプードルを見ても、トイプードルだと気付かないかも知れません。
1〜3か月に一度の頻度でトリミングサロンに行かれる飼い主様が多いようです。
密生した縮毛がひたすら伸び続けるので、数か月放っておくと、毛むくじゃらになって
毛玉もできて、収拾のつかない姿になります(w)。
冬場はまだいいのですが、夏の熱い時期は、しっかりトリミングして毛を減らして
あげないと体温調節ができなくなり熱中症の原因にりますので気をつけましょう。
サロンでのカット費用は、一回 5,000円〜8,000円程度が相場のようです。
サロンでの費用を少なくするために、ある程度、できる範囲内で
ご自身でカットしている飼い主様も多いようです。<

かかりやすい病気はありますか?

トイプードルは比較的、健康で丈夫な犬種ですが、
気をつけないといけない病気もあります。
下記の病気については、ブリーダー見学の際に、必ず、確認するようにしましょう。

■進行性網膜萎縮症(PRA)
目の網膜が変性・萎縮して、重度の場合には失明に至ることもある遺伝性の疾患です。
遺伝子検査で発症の可能性を調べることができる病気なので、
近年では、きっちり検査している優良なブリーダーも増えています。

■副腎皮質機能亢進症
クッシング症とも呼ばれ、副腎皮質から分泌されるホルモンの過剰分泌によって
多飲・多尿、多食、皮膚疾患、脱毛、肥満などの、様々な症状が併発します。
ある程度の年齢(5〜6歳以上)から、発症するケースが多いです。

■膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
後ろ足の膝蓋骨(ざの関節のお皿部分)が、滑車溝といわれる正常な位置から内や外へ
はずれてしまう状態(脱臼)です。その状態が進行するにしたがって、様々な症状が出てきますが、
初期は無症状の場合が多く、進行すると、足を地面につけずに浮かせて歩く(跛行する)ことが多くなります。

毛色によって性格は変わりますか?

毛色によって性格が異なると解説しているサイトを見かけますが、
医学的、科学的な確固たる根拠はありませんし、大きな違いはないと考えて良いでしょう。
ただし、遺伝学的には、歴史が古くショードッグのメインカラーとなっている
ホワイト、ブラック、ブラウンのトイプードルの方が、レッドやアプリコットなどの
歴史の浅い毛色よりも、より情緒が安定しているようです。
トイプードルの子犬をお探しの方は、そこまで気にする必要はないと思います。
多少の個体差はありますが、トイプードルという犬種は、毛色に関係なく、
人懐っこくて、飼い主にも見知らぬ人にもとてもフレンドリーな性格をしています。
大切なのは本来のトイプードルさしを損なわないように、幼犬期に、
ブリーダーや親犬のもとで、しっかり社会化された子犬を迎えることでしょう。

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